萬斎の新春玉手箱 「二人三番叟」
新年の幕開けはこれで 決まり!
狂言師と日本舞踊家の華麗なるバトル。
新春を日本の伝統芸能とともに寿ぐ「萬斎の新春玉手箱」。2024年の野村裕基さんと歌舞伎俳優の中村鷹之資さんに続き、今回は萬斎さんと日本舞踊家の尾上菊之丞さんが「二人三番叟(さんばんそう)」を踏む。
萬斎さんの「三番叟」といえば、天皇陛下即位の晩餐会では歌舞伎俳優の市川海老蔵(現・團十郎)さん、文楽の人形遣いで人間国宝の吉田玉男さんと共演したことも憶に新しい。今回共演する菊之丞さんは、歌舞伎のほか宝塚歌劇やフィギュアスケートのアイスショーなどの振り付けにも携わるなど、多彩な活躍が注目される。
「日本舞踊ならではのダンスのニュアンスも期待して共演を依頼しました」
当日は、二つの三間四方の舞台が並べられる。
「まるでボクシングのリングのように見えるかもしれませんね(笑)。観客のみなさんには二人の対比するエネルギーをぜひ感じていただきたい。菊之丞さんは、狂言師の茂山逸平さんとはすでに『三番叟』を共演されているそうなので、こちらとのお手合わせはどうなるのか、私自身も楽しみです」
このほか、柳亭市馬さんによる落語「七段目」、ひろしま神楽団による神楽「八岐大蛇」も上演。一年の幕開けを華やかに彩る
1/25
[土]
14:00開演開演(13:15開場)
邦楽ホール
新年を華やかに彩る芸能絵巻 萬斎の新春玉手箱
「二人三番叟」
野村萬斎、尾上菊之丞
落語「七段目」
柳亭市馬
神楽「八岐大蛇」
ひろしま神楽団
【全席指定】
S席 ¥6,000/A席 ¥5,000/B席 ¥1,500
S席 ¥6,000/A席 ¥5,000/B席 ¥1,500